miyoo1129の日記

『田口淳之介』というお名前最高だよね。since 2006.10.

初公判を前に

2019年は3月にピエール瀧氏がコカインの使用で逮捕され
大河ドラマ「いだてん」の足袋屋降板をはじめ、各方面に多大な影響を与えた。
ワイドショーなどで毎日話題となり、喧騒が続いた。

その騒動がまだ記憶に新しい5月、
今度は元ジャニーズである田口くんが大麻所持で逮捕されることになる。
内縁の元女優と同時に逮捕されるというセンセーショナルな状況で
やはりTVや雑誌で大騒ぎとなった。
移送時は実況中継するTV局も多く、推定無罪の原則は形無しで、
薬物事件の逮捕者となった田口くんと元女優は世間を大いに騒がせた。

現在7月、今度は吉本の闇営業がゴシップの中心になっている。

初公判を前に、見てきたこと、感じたことをまとめておく。

田口くんの場合、カップル逮捕であったこと。
ジャニーズを辞めてまで、元女優との道を選んでいたこと。
移送時に顔を上げていた表情が薄く笑っているように見えたこと。
(これはかつてのメンバーがフォローしてくれた)
保釈時に土下座をしたこと。
上記が特に大きく騒がれた点だ。

反面、一緒に仕事をしたタレントからは素行や言動について全く悪い噂が出てこなかった。
近所の声を聞いても、好青年という話しか出てこない。

大麻所持は犯罪だ。
依存性はタバコやアルコールより低いとは言われているが、
違法薬物は反社会的勢力の資金源であり、
許されることではない。

田口くんの場合、個人での活動で関わった地方自治体や仕事関係者、
ファンに影響が出ること以上に
元グループにも多大な迷惑をかけてしまった。
メンバーが抜けるのは内蔵をちぎられる様なものだ...
と言いつつも送り出してくれたメンバー達、
また、グループのファンにも、ジャニーズ自体のイメージにも迷惑をかけた。
それを思えば土下座をしたくなるのも分からないでもない。

だが、経産省覚醒剤使用はこれほどまでに騒がれたか。
経産省の事件は、省庁内で覚醒剤が見つかり、
個人で使用するとは考えられない量があったと聞いている。

芸能関係の大事件は、政治に利用される。
ピエール瀧田口淳之介、宮迫、彼らが2019年上半期のスケープゴートなのだろう。

オリンピックを前に間接的にジャニーズに警告を出した…とも考えられる。

もちろん犯罪は犯罪だ。
また、モラルに反することをした芸能人が淘汰されるのも道理だ。
しかし、そんなに騒ぐことなのか。何か背後に隠されていないか。
メディアに目隠しをされないように、誘導されないようにしなくてはならない。
苦い教訓だ。

(謝罪については7/7の記事へ)

TVでの扱い

逮捕の当日、TVではたくさん田口くんの映像が流された。
ガールズアワードでのライブステージ、
平泉での藤原祭り、福岡フェスでのライブステージ、クラブでのライブ等。
この2、3年こんなに田口くんをTVで観ただろうか。
出演したドラマは再放送されず、
グループでの映像も映っているところは使われず、
ソロとしては地上派の歌番組には出ることができず、
全国放送、いわゆるキー局からは無視され続けてきた。

特に当日は集められた映像を突貫で編集したのであろう、
もはやプロモーションではというくらい、田口くんの活動が流されていた。
大手事務所を辞めたことでTVから姿を消す理不尽、
事件になった途端に存在を騒ぎ立てるメディアの矛盾、身勝手さ。
こんな時だけ流すのか、と悔しさを越えて呆然としていた。

理由は何だったか

初公判まで、田口くんの大麻の使用歴や依存度はまだはっきりとはしていない状況だ。
所持だけが罪となる大麻では、判明するかも分からない。
しかし10年前から使用していた、
と供述しているとのショッキングな報道が既にされている。
ソロでの活動が思うようにいかず、手を出したという憶測もあった為、
グループ時代から、という点に衝撃が走った。
現在の田口くんのファンだけでなく、グループ時代のファンも巻き込んで。

田口くんはなぜ大麻に手を出してしまったのか。
一番大きなきっかけは、元女優の誘いであっただろうということは恐らく間違いない。
そして非常に残念だが、田口くん自身のモラルが低く、弱かった為と思われる。
それは本人たちの責任だ。

しかし仮にグループ時代からだとすると...心当たることはないか。
田口くんのファン以外も、自分の心に聞いてみて欲しい。

それでも、笑顔で幕を引いたグループの
最初から最後までずっと好きと言っていたグループのことは
何も言わない可能性が高い気がするけれど。

薬物は使用者の間に連帯感を生み、強い仲間意識をもたらすらしい。
居場所がないとか、必要とされていない、と感じている人ほど
薬理学効果よりも先に、つながりの効果に依存していくのだと…。
(参考:薬物依存症/松本俊彦/ちくま新書)

輝きと、見えづらい壁。闇

ソロアーティストとしての田口淳之介が手に入れたものもたくさんあった。
得意のダンスを一番に押し出したプロフィール。
観客すべてが熱狂し、暖かく声援を送るライブステージ。
若く才気に溢れ、切磋琢磨し合い、慕ってくれるバックダンスチーム。
モデルのランウェイ。
規模は大きくはなくとも、エンターテインメントの理想形がそこにあった。

だから、グループを辞めたこと、ジャニーズを辞めたこと、無意味じゃなかった。
新しくかけがえのないものが生まれた。
かけがえのないものをくれた。と思っていた。

そして、パートナーがいると言える自由も手にしたと思っていたのだが...。
だからこそ、大麻を手離せばよかったのに。

規模は大きくない...実力はあるのに。そこで。

キー局に出れない...という分かりやすい面だけでなく
ユニバーサルミュージックに所属すると、新人グループが送り込まれ、
LINELIVEで好評を得れば、同じ媒体で元グループの配信をし
(その後継続していないようだが、田口くんのLINELIVEでの配信もなくなった)
福岡のCDショップが田口くんを推し、田口くんがInstagramに上げれば、
元グループがそのビルで大々的な宣伝キャラクターとなり
(縁がないのに不思議と言われていた様だが。田口くんのファンにだけ、見える繋がりがある)
思えば、某元メンバーのライブグッズとそっくりなライブグッズを
某グループが出したのも同じようなことだったのかもと思う。

意図があったことは証明できないが、
意図がなかったとも証明できないはずだ。
事実だけは確かにある。

こうしたことがなかったら、
大麻を手離すことができた可能性が少しだけ上がったのではないか。

平泉で大成功を納めた、それが決定打だったように思えてならない。
辞めジャニは大成功してはならない。ということではないのか。
いや、だから、大麻を所持していなければよかったのだが。

せめぎ合う気持ちを抱きながら、初公判の日を迎えた。

謝罪について

さんざん叩かれた土下座の謝罪について。
あれが最悪か?といったらそんなことはない。
本人の言葉を聞くまで、
もっと救いのない展開も想定していた。

最悪は、大麻肯定だ。
某女優のように大麻を信仰していると
宣言する危惧もあった。
(公判を控えてそんな選択はないというのは置いておいて)

次は、引退の言葉だ。
これはファンとしてのエゴなのだけど…
もう芸能人としては生きない、
と言われたら本当の終わりだった。

さすがに、移送されるあの表情からは
何も読み取れなくて怖かった。

だから、罪を認め、
これからも芸能人として生きる覚悟で、
力の限り謝罪した姿を見て…正直安心した。
大麻を肯定するほど異常ではなかった。
まぁ…ち、力の限りすぎる...とは思ったが。
Too muchなところが田口くんらしいな…と感じた。

面白がって叩いたメディアや、
メディアの見方をそのまま鵜呑みにしてる人は、
矛先が自分や自分の大切な存在に
向けられる場合だってあることを想像して欲しい。


また、こちらのブログを紹介させて頂く。

土下座の意味 : ギャンブル依存症とかのブログ http://blog.livedoor.jp/a11kll/archives/19228876.html

初めて逮捕され、保釈され、追い詰められた精神状態の時に、果たしてパフォーマンスや演技で『土下座』をしようと勾留中に考えるのだろうか。これは、保釈時に『どのようにしたら謝罪が伝わるのか?』と考えた刹那、『土下座』という行為をしてしまったのではなかろうかと推測する。

圧倒的だった否定的な見方に対し、
冷静かつ当人の精神状態を慮った声を
あげて下さっている。感謝している。


最後に。
田口くんには、
迷惑をかけた関係各位に対する信頼回復と、
心身ともに健全な環境の獲得に向けて
誠実に取り組んで欲しい。
…取り組んでいるとは思うのだが、
信頼回復が出来るように、
健全な心身を取り戻せるように、切実に願う。

ファンの責任

しっかり見極めないと、
また私が稼いだお金が
間接的に大麻になってしまう。
善良な一般市民から仕事を通して頂いたお金が、
善良な私たちファンを通して、
善良な顔をした田口くんを通して、
間接的に反社会勢力の資金になってしまう。
自分と討論をしなければならない。

好きなところ
許せないところ
洗い出さなくては。

絆されちゃいけない。
考えが足りなかったから
田口くんは今の状況に陥ったのだ。

田口くんの考え方のどこまでが正常で、
どの辺がおかしいのか分からない。
ファンに向けての言葉はいつも優しい。
でも、それ以外は分からない。
だからこそ、
すべての元であるあの人とは別の道を選ぶ
と言ってくれないと信じられない。

私たちは多分この先、
執行猶予中の君を"観る"ことになる。
私たちも責任を負って観ることになる。

好きな気持ちを利用されてはいけない。
優しさを利用されてはいけない。

歌の中に生きる①

君のことだけ考えて
悲しみを叫んでも
明日を見つけられずに
問いを捨てられずに

私の思いは君に向けて
君の思いはあの人に向けて

君は今、明日を見つけられただろうか


田口くんがどれだけあの人を愛してたか知ってる。
それを核に歌い躍っていたのを知ってる。

思考停止していたのだろうか。
それとも狂っていたのだろうか。

田口くんはあの人を愛していた。
知ってるんだ。

いろんなとこに行った

2018年の私の移動距離半端なかった。

DIMENSIONS TOURの東名阪福四公演
+台湾公演をはじめ
北海道、名古屋、椿山荘、
Luxury Liveの名古屋、大阪、横浜。
たしか20遠征くらい。
全部田口くんの現場。

ディナーショーの翌々日が
トークショーだったりして
ちょっと着飾ってホテルを巡るなど。

ライブハウスならツアーTシャツだ。

田口くんファン同士も頻繁に会うことになる。
約束しなくても会える。楽しい。
乾杯のビールが美味い。

ドームやアリーナサイズで観てた、
スタイル抜群なダンスの鬼神、翻る裾、
立体的でどの角度から観ても端正な顔、
笑うと世界が明るく柔らかく照らされる、
そーゆー奇跡の存在をこんなにたくさん
生で、時には至近距離で、観れた。

こんな経験したのはきっと田口くんファンだけだ。

めちゃくちゃ充実してた。
楽しかった。